【美沙】
「ちょっとだけサービスしてあげる」

【聡志】
「サ、サービスって……うっ」

硬茎を覆っていたゴムが、天野さんの手で剥がされた。

【美沙】
「ふふ。いっぱい出てるよ……?」

コンドームから垂れた精が、胸元の曲線を伝って天野さんの身体を汚していく。

【美沙】
「量だけじゃなくて、濃さもかな?匂いも……ん、」

【聡志】
「え? あ、おいっ」

どろりとした液を指ですくい上げると、そのまま口に運んだ。

【美沙】
「ちゅぱ……ふふ。苦いね」

【聡志】
「し、知らないよ」

【美沙】
「河合さんは、やっぱりこういうことはしない?」

【汐理】
「そ、それは……」

【美沙】
「ん……美味しくないけど、エッチな気分になるよ?」

【汐理】
「あ……」

目が泳いでいた。
天野さんが帰ったあのあとの行為を思い出しているのかもしれない。

【美沙】
「じゃあ、私がお手本を見せてあげる」

【聡志】
「うっ――」

白濁を舐め取ったばかりの舌が、それを吐き出した亀頭を吸った。

【美沙】
「ん……ちゅぽっ……」