鼻にかかった甘い声が、耳元で囁く。
くすぐったくなって、お返しとばかりに汐理の耳たぶを甘噛みした。

【汐理】
「あっ、あんんっ……そ、そこ、弱いのっ……」

【聡志】
「汐理の反応の方が、オレよりもっとエッチだろ。
 これくらいで感じて……」

【汐理】
「ふぁ、あっ、あっ、ち、違うっ……。
 私は……あ、あんんっ……聡志君のせいでっ……」

【汐理】
「だって……んんっ……聡志君のコレっ、
 中で、おっきいまま……はぁんっ、んっ……!」

【聡志】
「汐理のアソコが、
 ずっとオレの咥え込んでるからじゃないか」

【汐理】
「あぁ、あっ、んんっ……そ、それはっ……あっ、
 聡志君、抜いて……くれないからだよっ……」

駄々をこねる子供みたいに首を振った。
さらさらの毛先と、柔らかい頬がオレの横顔を撫でていく。
火照った肌の熱気と汗の匂いにやられて、ますます意識が遠のきそうだ。

【汐理】
「んんっ……あっ、はぁ……ん、あんっ……んーっ」

【聡志】
「オレが抜いたら、
 汐理はこんなスケベじゃなくなる?」

【汐理】
「はぁんっ……んっ……んぅ……あっ、あぁっ、
 そ、そう……だよっ……」

【聡志】
「じゃ、ずっと繋がったままがいい」